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· 本郷教会聖歌隊,クリスマス

聖歌隊賛美「よろこび 歌え」

2016年クリスマス礼拝の聖歌隊の奉仕は「よろこび歌え」(Let Our Gladness Know No End)でした。

Mさんが、再三の手術や入院にもかかわらず、久々にまた元気なテノールを聞かせてくださって、本当にクリスマス礼拝にふさわしい出来栄えになったと思います。

「クリスマスなんて、ただの子どもだましだよ」スクルージおじさんは言いました。

 今は、私がまだ子どもだった60年前とは比較にならないほど物質的には豊かになりました。しかし、周りを見るとあいかわらず凄惨ないじめや、衝動的とも思われる無差別殺人などが後を絶ちません。そんな中でクリスマスはなんの意味があるのでしょうか?

 スクルージおじさんは、幽霊に脅されて、自分の子ども時代の楽しい思い出と、現在の自分の冷酷が周りの人にどんな影響を与えているのか、そして、未来の自分のみじめな姿を見せられて、やっとクリスマスを楽しむことの意義を悟るのですが、私たちには過去は思い出せますが、未来どころか現在、自分の生き方が、周りの人にどんな影響を与えているかもわかりません。だから、ただひたすら信じてキリストの誕生を祝うのではないでしょうか。自分だけでなく、みんなでその喜びを分かち合うことに意義があると思います。

ピアノ伴奏は高橋さん、コメントはHide Inoueでした。