マルティン・ルターによる一日一章より(7/9)

「わたしたちは見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである」 (2コリント5:7)

 この命は、信仰と愛と十字架の命以外の何ものでもない。しかし、この三つは私たちの中では決して完成しない。キリストのみが太陽であり、私たちが習うべき模範をお示しになった。しかし、私たちの中には、弱い者も強い者も、さらに強い者もいる。わずかしか耐えることのできない者もあれば、大いに忍耐できる者もいる。だから、みな、キリストの似姿にとどまらねばならないのである。

 なぜなら、この命は、人が信仰から信仰へ、愛から愛へ、忍耐から忍耐へ、もしくは十字架から十字架へと常に歩み続ける変化の途上にあるからである。義ではなく義とされていくことであり、きよいことではなく、きよめられていくことである。私たちは至るべきところに到達したのではなく、進行中であり途上にある。ある人々は、その道のずっと先の方にいるのである。神は私たちが仕事をしたり、企画したりするのをごらんになり、満足しておられる。神がお望みになれば、彼は直ちに来られて信仰と愛を強め、あっというまに私たちをこの命から天へお移しになるのである。

(『慰めと励ましの言葉ーマルティン・ルターによる一日一章』)

途上にあるという期待とそれゆえのふんばり。達成してしまえば失われるかもしれない希望。そのすべてをいただいている。(N)

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