マルティン・ルターによる1日1章から

1月15日

信仰は、行いを伴わなければ、それだけでは死んでいる。行いの伴ったあなたの信仰を見せなさい。(ヤコブの手紙2:17-18)

 福音を誇る人々の中で、福音のために喜んで1ヘラー(昔のドイツの少額銅貨・銀貨)でも失ったり、自分の欲望や思い上がりを捨てようとする人々が、いったい何人いるだろうか。どこの農民も市民も、たとえ勧められても、福音のために、穀物を市場へ1ペニヒも安く出そうとする者はいない。むしろ、1グルデンでも高くできるなら、大いに喜んでそうするだろう。また、市民の誰もが、もし、弱いビールを普通のビールのように売ることができるとしたら、何の良心の咎めも感じないでそうするであろう。それは、 あらゆる種類の商売や手仕事においても同じであり、誰もがどうやって人々をだまして甘い汁を吸おうかと懸命になり、ただがつがつして欲張りになり害を及ぼす。

 願わくは、神が福音と良心を、それがとどまり得るところにとどまらせてくださるように。

(『慰めと励ましの言葉ーマルティン・ルターによる一日一章』)

ペニヒは初期の通貨、やがてヘラーに移行。グルデンはこれらよりも価値の低いものであったようである。つまり、所有するわずかなものが失われるのを惜しみ、またわずかでも儲けようとすることを描く。それよりはるかに大きな恵みである「福音」(神の言葉・神のわざ)を受け取り、それによって生かされているというのに。(N)

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